パイプ加工した部品と、プレス加工した部品を結合する工程が、溶接、ロウ付けです。MIG溶接、TIG溶接、スポット溶接、ロウ付けなど、多彩な技術を保有しており、接合する素材や形状に合わせて最適な溶接を行っています。鋼板はもちろん、真鍮や銀、アルミニウムといった異種材料の溶接も幅広く手掛けており、さらなる生産性向上のために、ロボットの導入によって自動化も推進しています。
ステアリングハンガービームには多くの付属部品が付くため、組付工程および、検査工程が特に重要になります。正確性かつ効率性を追求するため、当社では自社開発した治具と、ロボットを使った自動検査器(QA機:Quality Assurance機)を活用し、多数の検査ポイントの寸法チェックを、短時間で効率的に行う体制を構築しています。